出来高とチャート
チャートの形が上昇トレンドに転じる時は、出来高を伴って大きな陽線が出ることが多いです。
例えば、↓に載せたファーマフーズ【2929】のチャートを見てみましょう。
![](https://benrishi-j.com/wp-content/uploads/2021/10/2929_2021-10-09_21-52-33-2-1024x665.png)
ファーマフーズは、↑のチャートの赤丸で囲ったところ(2020年1月始め)から上昇トレンドがスタートしています。
ここで、赤丸で囲ったところを↓に拡大します。
![](https://benrishi-j.com/wp-content/uploads/2021/10/2929_2021-10-09_21-53-12-1-1024x611.png)
↑のチャートからわかるように、上昇トレンドの始まりにおいては、出来高が大きくなっているとともに大きな陽線が出ています。
つまり、大量の買いが入ったということであり、機関投資家が参入した可能性が高いです。
そのため、一度上がった後も出来高が大きく、上昇が続いています。
他のチャートでも、上昇トレンドの先頭をチェックしてみると、出来高を伴った陽線がスタートになっていることが多いです。
ただし、出来高があっても陽線が小さかったり、陰線になっていたりすると、その後上昇に転じないことも多いので、出来高が大きいことと長い陽線がセットにでてくることが大事かと思います。
コメント