「コスト低減」は書いても意味がない
明細書中に、作用効果として「コスト低減」を記載している公報をよく見かけます。
しかし、コスト低減は、技術的な効果ではなく経済的な効果であるため、進歩性の主張には使いにくいです。
ではどうするか?
多くの場合、コスト低減は、
・軽量化
・小型化
・生産性の向上(生産時間の短縮)
・材料選択の自由度向上
等の技術的な作用効果に置き換えることができます。
こうすることで、コスト低減を、進歩性の主張しやすい意味のある作用効果の記載に置き換えることができます。
コスト低減の発明を出願する際は、上記のいずれかに効果を言い換えれないか、発明の効果を検討してみてください。
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